全てのロマンが成田空港に

くろねです。京都の院生。国家公務員試験についての記事は凍結中。Twitter: @spine19642

火星の生活


David Bowie - Life On Mars? - YouTube

 

ウプサラ時代、一時期やることが無さ過ぎて、映画館に通うことが趣味だった時期があって

なんかの映画の主題歌がDavid Bowieの「Space Oddity」だった。

それがきっかけてBowieを聞き始めて、後にこの曲と出会った。

 

「なんでスウェーデンまで行ってBowieなんだよ」という無粋な突っ込みは要らない。

とにかく私は、ウプサラに滞在していた時に、もう猿みたいに、この曲を聞いた、そういうことなのである。

 

この曲を通じて思い出されるウプサラは少々美化されすぎている。

ベッドの上でこの曲を聞いていた時、心は寂しさ、あるいはホームシックで塗りつぶされていたはずなのに、

今聞いてみると「あの頃に戻りたいなぁ」とまで思っている自分に気付く。

 

いつだって過去が愛おしい。

クソみたいな中学時代、苦しかった高校時代ですら、なんとも愛おしく感じる瞬間がある。

 

とすれば一番輝いてるのは現在か。その輝きは今の時点でよくわからなかったりはするんだけれども。

 

どうでも良いけど邦題の「火星の生活」、最高にロックだよね