思想書読むとトリップする
E.フロムの「自由からの逃走」で、ルゥターとカルヴァンをガッツリ掘り下げて行く部分が20×2ページくらい続くんだけど、
その辺りを読んでいると、脳味噌に何か生暖かい液体を流し込まれたような、
なぜかどんどん頭が悪くなっていくかのような、
そんな錯覚を覚えてしまう。
そうしてどんどん頭の回転が悪くなっていって、
ああ、私はきっとここで止まるんだと思ったりして、
ふと気がついてコップ一杯の水を汲んで、飲み干すと、
また頑張れる気がしてくる。
そりゃこの学問がみんなの身を滅ぼすわけだな、と。